組合員活動報告
【こうち】田んぼの生きものたんけんたい!~今年の初夏はデイキャンプ~
- 開催日 2025年6月8日(日)
- 人数 大人22名 子ども21名
棚田の広がる高知県の山間部、土佐町溜井(ぬるい)地区にある生産者の田んぼにて「田んぼの生きものたんけんたい!~今年の初夏はデイキャンプ!~」を開催しました。
定員を上回る申込みがあり、小さい子どもからおとなまで多数の参加がありました。
曇り空で時々小雨が降っていましたが、雨の合間に田んぼで生きものの採取を行いました。
水が張られた田んぼに入った子どもたちからは「冷たくて気持ちいい!」「ぬるぬるして気持ちわるい~」などの声があがり、普段は静かで穏やかな山間部に子どもたちの元気な声が響いていました。
近くの集会所へ移動し、講師の谷川徹さんと一緒に採取した生きものの観察を行いました。
参加者は図鑑を片手に生きものの名前を探し、合計17種類を確認しました。
後半はデイキャンプ!野菜やウインナーを切ってコンソメスープを作り、田主の長野さんたちと羽釜でごはんを炊きました。
炊き立てのごはんにコープ自然派で取り扱っているレトルトカレーをかけて、スープと一緒にいただきました。
市販で流通している商品とコープ自然派で取り扱っている商品に記載されている原材料を比較し、使用されている添加物についての説明を行いました。
講師の谷川さんからは、今回観察された生きものの説明や生きものの生態系と私たちの食とのつながりなどのお話、田主の長野さんからは、昨今のメディアではお米の価格や流通量に関して消費者視点でしか報道されず、その他方にある生産者の厳しい現状がないがしろにされていることについてのお話がありました。
今回の企画を通して、生物多様性の役割、お米の生産者の実情、食品添加物などへの理解が深まりました。
参加者の声
- 自分たちで見つけた生き物を専門の先生に説明してもらえるというのはなかなかない機会で非常によかった。生き物から食べ物環境の話までつながりを感じて、非常にためになった
- 土の中に入り、子どもが夢中で生き物をつかまえて楽しんでいました
- 田んぼに素足で入る経験なんてなかなかできないので、とてもいい経験をさせていただきました。食材を切る作業も楽しそうにやっていて、意外な一面を見ることができ、楽しかったです


