組合員活動報告

【こうち】 ~田んぼの生きものたんけんたい!2022~開催報告

2022.8.1

田んぼの生きもの調査主催

5月29日(日)土佐町溜井(ぬるい)地区にある長野保さんの田植え前の田んぼにて、「田んぼの生きものたんけんたい!2022」を開催し、計8家族23名(組合員大人10名、子ども13名)の参加がありました。

講師には「農と生きもの研究所」の主宰者であり、梼原町で生きものと共存する農業を実践されている谷川徹さんを迎え、様々な生きものを紹介しながら、命の循環とつながりについて説明していただきました。

爽やかな山風の吹く晴天の中での開催となり、30cmほど足が沈む田んぼの中を、泥に子どもも大人も足を取られながら裸足で進み、生きものを採取しました。その後コープ自然派の冷たいお茶やジュースで喉を潤し、テントの下で田んぼから採取してきた生きものをパッドに出して、「生きもの観察ミニ図鑑」をみながら観察しました。ユスリカの幼虫など小さい生きものを、虫眼鏡を使い観察する子どもたちの楽しそうな姿がみられました。参加者の子どもたちの「これはなに?」の質問に「なんだろうね?調べてみよう」と答える講師の谷川さんが、後で一匹ずつクイズを出しながら名前を教えてくださいました。今回は、計23種類の生きものを調査することができました。

源流米棚田の米粉の生産者の長野保さんや、生産者と自然派の橋渡しである高生連の松林さんのお話も聞くことができ、高知のお米に携わる生産者に会い話を聞き、産地を見て知ることができる貴重な機会でした。参加者からは「これから田んぼや畑をしたいとおもっているのでよかった」という声もありました。

確認できた生きもの一覧

コオイムシ ヒメアメンボ イネミズゾウリムシ コガシラミズムシ ユスリカ幼虫 アカハライモリ カタツムリ マルタニシ コオイグモ ヒメノアラガイ ヒシバッタ ツバメ トノサマガエル 二ホンアマガエルのおたまじゃくし シオカラトンボ イトトンボ オケラ ボウフラ ミジンコ(マルミジンコ・マミジンコ・ケンミジンコ) 甲虫の仲間 ゲンゴロウの仲間 イナゴの仲間(タイワン) ヤゴの一種