組合員活動報告

【こうち】『田んぼの生きものたんけんたい!2023』 開催報告

2023.8.14

産直委員会主催

 清々しいお天気に恵まれた2023年5月27日(土)南国市小篭地区にある有機無農薬でお米を作られている西村浩利さんの田んぼで開催しました。大人15名、子ども22名の参加がありました。 

「農と生きもの研究所」の谷川徹さんより、“たんけんたいのルール”の説明を受けた後、アミと容器を手に参加者全員が田んぼへ入りました。はじめはおそるおそる田んぼへ入っていましたが、慣れてくるとぐんぐん足を進ませ、大人も子どもも夢中になって生きものを採りました!種類ごとに生きものを透明の容器に入れ、生きもの図鑑と見比べて観察を楽しみました。この日は23種類の生きものが採れました。 

 谷川さんからは、採集した生きものがどんな役割をしているかや、共存することの大切さを、そして西村さんからは有機農業のこと、農薬を使わずに工夫していることなどのお話を聞きました。  今はお米の値が下がり、作り手が減っている、または田んぼを辞める選択をする方が増えています。 田んぼがなくなるということは生きものがいなくなるということ、田んぼは一つの生命体であり、共存することで自然の循環が保たれているというお話に、皆さん其々に地域のお米を食べることの大切さを改めて実感されていました。

アンケートより〜  

・田んぼの生きものを子どもたちと探してとても貴重な体験でした
・先生の話が楽しく、非常にためになりました

・地元のお米をたくさん食べて応援したいと思いました